歩くデイゆるりの利用者様に合わせた運動メニューの一例を紹介します。
座位でのメニュー、平行棒でのメニューを行うときに組み合わせるマットです。
表面に柔らかいウレタンの凹凸がついており、足で踏むだけで足つぼマッサージの効果があります。
このマットの上で運動するだけでバランス感覚が必要で、普通の運動より効果が上がると言われています。
立ち上がり訓練を行うときに使用して、足の裏をたくさん刺激します。
真ん中の凹凸は少し硬めになっており、踏んだ感触が違います。
足先が冷える方でも、モビマットで刺激しているうちに温かくなってきます。
組み合わせて悪路想定訓練にも使います。
あえて歩きづらいコースを作って、外出を想定していただくメニューもあります。
片麻痺による筋肉の偏りや、重心バランスが崩れてしまった方でも楽に行えます。
股関節を柔らかくすることで、怪我防止に繋がります。
ゆっくりと腹式呼吸しながら行うので、体温も上がります。
ヨガをしているような気持ち良いストレッチです。
バランスボールを使い、床での柔軟運動を行っています。
動きが多いメニューをこなす前に行っている方もいます。
足を伸ばして座れなかった方が、膝をつけて長座出来るようになりました。
慣れないボールに始めは悪戦苦闘されていましたが、普段使わないところを伸ばしたり鍛えたりすることでバランスが整い、歩行にも変化が見られたとの声が聞かれ積極的に行われています 。
ゆるりでは歩行訓練を行えるスペースを十分にとっています。(往復30メートル程度)
使い慣れた杖や歩行器を持ってきて頂いて訓練することも可能です。
まずは良い姿勢で歩ける事を目標にしていますが、住み慣れた環境での生活に困らないよう、
段差や階段は普通の住宅と変わりなく設置してあります。
障害物を避けながら歩く訓練や、階段を上る降りるの練習も出来るようになっています。
柔道整復師による柔整マッサージを行います。
一人ひとりの身体の状態に合わせ、硬くなった筋肉を、優しくもみほぐしていきます。
慢性的な鈍痛の緩和を図り、身体を快適に動かせるようになります。
心身共にリラックスするため、気持ちよくて眠ってしまう人もいます。
硬く縮まった筋肉を、痛気持ちいい力加減で伸ばしていきます。
縮まった筋肉の柔軟性を上げることで、歩幅が広くなったり、関節の痛みが軽減します。
これも、身体を快適に動かすために必要な施術で、続けていくと
どんどん姿勢が良くなり、身体が安定していきます。
全員参加型のメニューです。来所頂いたときと退所の前に行います。
特に来所頂いた時には筋肉の緊張がほぐれる様にと、
血圧が急上昇しないために、リズム運動を行っています。
歩くために使う下肢筋力はもちろん、全身リラックスできるようなメニューです。
簡単な脳トレなど行い楽しみながら行います。
家に帰ってから食事を摂る方も多いため、
クールダウン後に、口腔体操も取り入れています。
顔の筋肉や嚥下機能低下防止に働きかけます。
外来リハビリや訪問リハビリとの連携を図りながらのメニュー提供や、短期間の利用(例:冬期間の引きこもり防止のため等・・・)も行っています。